石山寺のキリシマツツジ

参道両脇が真っ赤に染まっていて、新緑を迎えつつあるもみじの緑で、なお一層赤が映えていました。

撮影設定

date   2022.04.27 10:30 (キリシマツツジの見ごろは、例年4月末から5月初旬)
camera SONY α7RIII
lens   SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN
setting F8 1/60sec iso100
others 手持ち撮影

撮影で気を付けたこと

 手でしっかりとカメラを固定して、上下のバランスに気を付けながら、左右対称になるように撮影しました。 
まず、昼間はモニターでは非常に確認しずらいです。なので、周りの明るさが邪魔しないファインダー越しで構図を決めるようにしています。特に目線の高さ、ここに気を付けて撮影をすることによって、つつじの赤いラインがしっくりと収まってくれたように思います。立ち姿で撮影をすると、見下ろす感じになってしまってツツジの赤よりももみじの緑が目立つのと、下から見上げるように撮影をすると、参道の石畳のほうが目立ってきます。なので、少ししんどい体制にはなるんだけれど、中腰になってツツジの赤いラインが真っすぐに伸びていくように撮影しました。カメラの水平は左右だけでなく上下方向の傾きにも気を付けました。あと、もう一つ長い参道のどの位置から撮影をするのか悩みました。結論として、おーいお茶の旗がなるべく目立たなくて、もみじの切れ目から空がのぞかない位置。この条件の合う位置をレンズを望遠にしてみたり、広角寄りにしてみたりしながら、参道を行き来して探しました。

レタッチのこだわり

 奥行きを少し感じにくかったので、参道部分手前を若干明るくしました。それだけでも効果は見られましたが、円形部分補正で中央奥の部分を暗めにしました。

訪れたときのエピソード

カメラを持って立ち止まって構えていると、よく、撮影が終わるまで前に進まずに手前で立ち止まって気を使っていただいている方がおられます。とても感謝の気持ちでいっぱいでありがたいことです。そんな親切に気付いた時は気にせずに通って下さいって伝えると、速足で通って行かれる場合が多いので申し訳ない気持ちでいっぱいになります。なので、そんな時、話しやすそうな方だったら、綺麗ですねとか話しかけて一緒に感動したり携帯で撮影されてたりすると、おせっかいではありますが、ここからこんな風に撮るといい感じですよって構図の押し売りをしたりしながらお話をさせて頂いています。この日も何人か構図を決めるまでの合間でお話しさせていただきました。それと、ひたすらこの景色を楽しみながら、無人になる瞬間を待ちました。

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