具体的な設定例
満月のクローズアップ
シャッタースピード | 1/250秒 |
F値 | f/8 |
ISO | 100 |
三日月の撮影
シャッタースピード | 1/125秒 |
F値 | f/5.6 |
ISO | 200 |
月と風景(夜景を含む)
シャッタースピード | 3秒 |
F値 | f/4 |
ISO | 800 |
月を撮影する際は、月が思ったより明るいことを考慮した設定が必要です。
以下に基本的な設定を示します。
1. 月をクッキリ撮る場合(望遠レンズ推奨)
● シャッタースピード:1/125秒〜1/500秒
→ 月は明るいので高速シャッターで十分。これにより手ブレや月の動きを抑えられます。
● F値: f/8〜f/11
→ レンズの最適な解像力を引き出し、クレーターなどの細部を鮮明に捉えられます。
● ISO値:ISO100〜200
→ 月が明るいため、低ISOでノイズを抑えながら撮影可能。
2. 月と周囲の景色を撮りたい場合(広角レンズなど)
● シャッタースピード: 1〜5秒
→ 周囲の風景を明るく写すために長時間露光。ただし月は明るすぎて白飛びする可能性があるので注意。
● F値: f/4〜f/8
→ 風景全体にピントを合わせる場合はf/8、明るさを優先する場合はf/4程度。
● ISO値: ISO400〜800
→ シャッタースピードを長くすることでISOを抑えつつ、全体の明るさを確保。
3. ポイント
三脚を使用して手ブレを防ぐ(特に長時間露光時)。
クローズアップする際は望遠レンズ(200mm以上)を使用し、マニュアルフォーカスでピントを調整。
撮影後、画像編集ソフトで明るさやコントラストを微調整することで、よりクリアな月の写真に仕上げられます。
参考写真
EOS 8000D
EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
F7.1 1/800sec ISO400 (トリミング)
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