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街夜景の撮影

具体的な設定例

明るい街並みでの夜景撮影

シャッタースピード 2秒〜5秒
F値f/8〜f/11
ISOISO100

車の光跡や長い露光で動きのある街並み

シャッタースピード5秒〜10秒
F値f/8〜f/16
ISOISO100〜200

暗い都市や遠景の街並み

シャッタースピード10秒
F値f/11〜f/16
ISOISO100

街夜景を撮影する際の設定は、光の状況に応じてシャッタースピード、F値、ISO値を調整することが重要です。
以下に、街夜景を美しく撮影するための基本的な設定とポイントをまとめました。


1. 街夜景の基本設定

シャッタースピード:2秒〜10秒

→ 街の夜景は多くの光源があるため、シャッタースピードを長くすることで、光を十分に取り込むことができます。長時間露光で街の明かりを捉えます。

2秒〜5秒
明るい街並みや近距離の街灯を捉える場合。

5秒〜10秒
街並み全体や遠景、車の光跡(流れ)を捉える場合。

F値:f/8〜f/16

→ 夜景で全体的にシャープに見せるために、絞りを少し絞ります。
広い範囲にピントを合わせるため、f/8〜f/16に設定します。絞ることで、星形の光の反射(星状ボケ)を作ることもできます。

ISO値:ISO100〜400

→ 夜景では低ISOを選んでノイズを最小限に抑えます。ISOを低く設定することで、クリーンで鮮明な画質を得られます。
もし暗くなりすぎて露出が足りない場合は、ISOを少し上げても良いですが、400以上は避けるとノイズが目立つことがあります。


2. 夜景撮影のポイント

三脚を使用

長時間露光をするため、カメラの揺れを防ぐために必ず三脚を使用します。手持ちでの撮影はブレやすいため、三脚を使用して安定させましょう。

リモートシャッターやセルフタイマー

シャッターボタンを押す際にカメラが揺れるのを防ぐために、リモートシャッターやセルフタイマーを使って撮影します。

絞りの設定

夜景撮影では、絞りを絞って(f/8〜f/16)背景の細部を鮮明に保つとともに、星のような光跡を得ることができます。これにより、街灯や遠くの光が美しく輝きます。

ライトの方向と光の取り込み

明るい街灯や車のヘッドライトが写るように構図を工夫して、光の流れや街並みの美しさを強調しましょう。必要であれば、光源を含む構図を意識的に作り、暗部のディテールが失われないように調整します。

フォーカスの設定

夜景ではオートフォーカスが効きにくいことがあるため、マニュアルフォーカスを使用して、遠くのライトにピントを合わせるのがベストです。


4. 夜景撮影後のチェックと調整

撮影した写真を確認し、露出が適切であるかをチェック。
もし暗すぎる場合は、シャッタースピードを長くするか、ISOを少し上げて調整します。
明るすぎる場合は、シャッタースピードを短くして露出を抑える、またはISOを下げると良いでしょう。

街夜景はライトが豊富で美しいですが、適切な設定と工夫で、より印象的で美しい写真を撮影することができます。
上記の設定を参考にして、素晴らしい夜景をお楽しみください!


参考写真

ILCE-7RM3

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN [ソニーE用]

F13 8sec ISO100


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